AIに仕事をひとつ渡した日──『DREAMS』に教わった、負けは種まきという考え方

深夜の机に置かれた読書灯と単行本と芽を出したばかりの小さな鉢 熱の処方箋

今日、事業で受けていた仕事が、ひとつ終わることになった。

今月で、契約終了。

こちらのミスでも、トラブルでもない。
理由は、AIだった。

契約が終わると決まった日

クライアントの方で、これまで外に頼んでいた作業を、AIで回せるようになった。
人が対応しなくても、よくなった。

だから、今後のサポートはいらない。
そういう話だった。

クライアントにとっては、いい話だ。
手間も費用も、減る。

ただ、頼まれていた側から見ると、少し違って見える。

正直、悔しかった

聞いた瞬間、悔しいと思った。

ミスをしたわけじゃない。
手を抜いたわけでもない。

それでも、仕事はひとつ減る。
周りから見れば、たぶん負けだ。

──でも、悔しさのすぐ後に、もうひとつ浮かんだことがあった。

同じ技術は、俺も使える

クライアントがAIで回せるようになったなら、
俺も、同じ技術を使える。

たとえば、集客に悩んでいる人がいる。
これまでは、人の手と時間とお金をかけて、ようやく結果を届けていた。

そこにAIを入れれば、費用も手間も抑えたまま、もっと人を集められるかもしれない。

俺の仕事をひとつ終わらせた技術は、
俺がもっと多くの人を助けるための、道具にもなる。

小さく見れば、マイナスだ。
大きく見れば、プラスだと思っている。

負けは「撒け」、勝ては「糧」

『DREAMS』に、こんな言葉遊びが出てくる。

 

「負け(まけ)」は、「撒け(まけ)」。

「勝て(かて)」は、「糧(かて)」。

 

負けたら、次への種撒きにしろ。

勝ったら、それを次の戦いの糧にしろ。

 

同じ音の言葉に、意味を重ねている。
負けも勝ちも、そこで終わりにしない、ということだと俺は受け取った。

今日のことを、勝ちとは呼ばない。
まだ何も始まっていないからだ。

ただ、種は撒かれた。

契約が終わらなければ、
同じ技術を、自分の側から見ることはなかったと思う。

この種が芽を出すかどうかは、これからの俺次第だ。
勝ちだったと言えるのは、芽が出た後でいい。

その時は、それを次の糧にする。

明日、ひとつだけ

負けたと感じた出来事を、ひとつ思い出す。
その原因を、自分の道具にできないか考えてみる。

それだけでいい。

──負けの原因が、次へのきっかけになることもある。


同じ夜を戦う、戦友へ

もし今夜、何かが終わった夜を過ごしているあなたへ。
1冊、置いていきたい。

📖 当たり前を、疑ってみたい人へ
『DREAMS』七三太朗・川三番地

それまでの野球のセオリーを次々と覆しながら、まったく新しい「非常識野球」を展開していく漫画だ。
常識だと思っていたものが変わる時、それを怖がるか、武器にするか。
読み返すたびに、その問いを突きつけられる。


このブログ「深夜の読書灯」では、
懸命に生きる父・事業主・サラリーマンが、漫画から学んだ「仕事術」や「生き方」を発信している。

同じ夜を過ごす戦友がいるなら、Xでも繋がりたい。

@shinyadokushoto

──今夜もまた、どこかで一つ、読書灯が灯る。

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